これからの20年に向けて

 ■執筆者 会長 奥野 圭

■執筆日 2017年8月 29日

当協会は20周年を迎え、2017年9月より21周年に入ります。
会員の皆様、関係者の皆様、いつもご支援ご協力ありがとうございます。
おかげさまで無事21周年が迎えられそうです。

さて、会長に就任した際もそうでしたが、設立20周年を機に改めて当協会設立の趣旨を心に刻みたいと思います。
「イベント業務管理士の資格をもつ者が共同して自らのイベントに関する知識と技術の向上を図り、イベント業務の進歩改善ならびにイベントの質の向上と健全な発展に寄与すると共に、これらを通して資格者の社会的地位の向上を目指す」ことを目的としています。
一般的にまだまだ資格(イベント検定、イベント業務管理士1級2級)の認知、当協会JEDISの認知が高い状況とは言えませんが、イベント知識の基礎となる、イベント検定取得を目的に授業のカリキュラムに組み込む学校(専門学校、短大、大学)が相応に増えてきました。
就職後、効果的に活用できるため、ここ数年、着実に資格への関心が高まってきているように感じています。
こうした背景の下、当協会に所属している会員の方々も複数講師として活躍されています。
また、以前と比較してホームページをご覧いただいた一般企業から「イベントを学びたい」、「イベントについて解説してほしい」、「具体的なイベント会社を紹介してほしい」などのお話を頂くことが多くなってきました。
ご承知の通り、会社や団体の組織運営においても、販売促進などにおいても、活動を企画・展開する際には、イベント業務に関連する基礎知識がどうしても必要になります。
このことに気がつかれた一般の方々が増えてきたのではないでしょうか。
実にうれしいことです。
理解が得られれば得られるほど、有資格者の存在価値が高まり、有資格者の社会的地位向上にも寄与するものと感じています。これからも会員ならびに有資格者をはじめ、日本のイベント業務にかかわる方々の地位向上にまい進していきたいと思います。

諸先輩方々に支えられ「20年の歴史」がそうさせている、そんな協会ですが、この「20」という数字、実に我々イベントに携わるメンバーにとって縁起の良い数字です。
イベント業務管理士は有資格者数が2020名を上回り、2020年東京では、この有資格者の方々が様々な場面で活躍することになります。
その有資格者の方々から”20マル「◎」(花マル)”が頂き続けられる協会に成りきれるよう、「これからの20年に向けて」活動を展開していきたいと思います。

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