インターカレッジ・コンペティションと関西ワールドマスターズゲームズ2021

■執筆者 JEDIS関西地域本部 副本部長 伊東 睦啓

■執筆日 2017年2月10日

私はスポーツコミッション関西という団体の事務局をさせていただいたことがきっかけで、インターカレッジ・コンペティションのイベントに携わらせていただきました。

インターカレッジ・コンペティションとは、大学で学んだ知識を社会に還元する機会を持つとともに、学生の研究活動に実務の課題解決という動機付けを与えながら、地域で活躍する若者を育成することを目的としたイベントです。

今回で3回目の開催となるのですが、テーマは関西ワールドマスターズゲームズ2021(以下、WMG2021)を支援する事業プラン。WMG2021の成功につながり、関西の活性化につながるアイデアをそれぞれのゼミで学んだことを活かして提案していただきました。

テーマがスポーツの国際大会という事もあり、多言語問題や移動宿泊、観光、食、大会ファンづくり、健康、ツーリズム、地域活性化など様々な角度の提案があり、一生懸命プレゼンテーションが行われました。審査も発想力、論理性、インパクト、オリジナリティ、事業性、実現可能性、テーマ設定力、プレゼンテーション力、情報収集力、地域貢献性の10項目となかなか厳しい審査となり、審査員の皆様も悩まれながら採点をされておりました。

最優秀チームの賞品として今年はちょうど4年に一度のWMGの開催年になりますので、WMG2017オークランド大会研修と図書券5万円分が贈呈され、受賞されたチームは大喜びでした。

このような産官学が連携して実施するイベントは非常に重要で、学生たちが財界や自治体のトップなどと交流できる機会を創出し、学校では体験できない貴重な時間となったと考えられます。

■インターカレッジ・コンペティション2016■

主催 : 関西広域連合・スポーツコミッション関西
協力 : 一般財団法人関西ワールドマスターズゲームズ2021組織委員会・公益財団法人日本体育協会
日時 : 2017年1月27日(金)  会場 : グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)

■関西ワールドマスターズゲームズ2021■

国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が4年ごとに主催し、概ね30才以上の成人・中高年の一般アスリートが参加する世界最高峰の生涯スポーツの国際総合競技大会です。
開催期間:2021年5月15日(土)~5月30日(日)の16日間、
開催競技・会場:32競技55種目、競技・会場については http://www.wmg2021.jp/ まで。

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